近年、美容医療が以前にも増して注目されるようになってきましたね。
医療技術や機器の発展により手軽に、そして安価に施術を受けることができるようになってきているため、新たに美容医療に興味を持ち始めたという方も多いのではないでしょうか?
その中で今、注目されているのが「ハイフ(HIFU)機器」です。
元々は医療機器として使われていたハイフ(HIFU)は現在、美容皮膚科クリニックやエステサロンなどで活用されています。
今回はそんなハイフ(HIFU)の種類や効果を、編集部小鳥遊がしっかりと解説していきたいと思います。
ハイフ(HIFU)は【High Intensity Focused Ultrasound】という英語の頭文字を取ったものです。
日本語では「高密度焦点式超音波療法」という意味で、
一点に集中させた超音波によって肌の表面をやけどさせることなく、熱で細胞にアタックし引き締めるという仕組みです。
ハイフ(HIFU)機器にはたくさんの種類があり、それぞれ違いがあります。
美容医療だと、熱エネルギーによって顔のたるみをリフトアップさせたり、フェイスラインをスッキリさせて小顔にする効果とか、痩身効果、膣タイトニング(膣の引き締め)なんてものまで、いろんな効果を得られる治療として、施術を受けている人が年々増えてるよ!
ハイフ(HIFU)の施術は、クリニックとかエステサロンで受けることができるんだけど、今は家庭用のハイフ(HIFU)機器もけっこう売れてきてるよー!
3種類それぞれの効果をざっくりだけど教えてあげるよ!
まずは、インターネットの通販サイトなどで販売されている家庭用のハイフ(HIFU)の効果から確認していきましょう。
エステ用のハイフ(HIFU)機器だったものが家庭用として通販サイトで販売されちゃってることもあって、値段は1万円〜数十万円と、びっくりするくらいの開きがあるんだよね。
超音波を肌に当てることでたるみを改善したり、血行とかリンパの流れを促進するって感じだね!
家庭で誰でも使用できる非医療ハイフ(HIFU)機器はさ、さすがに超音波の周波数とかパワーがめっちゃ弱く設定されてんだよね。
その代わり、高密度焦点式の超音波だけじゃなくRFラジオ波って呼ばれるものも併用することで、ある程度効果を得られるような工夫がされてるよ!
家庭用のハイフ(HIFU)機器って、けっこうみんな買ってるのかな?どんな人が持ってるんだろう。
自宅で好きな時にいつでもお手入れができるってことはやっぱりいいよね!
仕事とか子育てが忙しく、なかなかクリニック・エステサロンには通ってられないよー!って人とか、ゆっくりでもいいからマイペースにケアをしていきたい。って人にはいいんだと思うよ。
エステサロンで使われているハイフ(HIFU)機器は家庭用に比べると出力の高いものが多いですが、クリニックで使用される医療ハイフ(HIFU)機器と比べると圧倒的に低出力になっています。
エステ用ハイフ(HIFU)機器(非医療)には下記のようなマシンがあります。
・シーライン
・ウルトラシーリフト
・ウルフィット
・ウルトラハイフ
・ジーショット
・フォーカスネオ
・ディアーガ
・ハイキュー
・ディーフォーカス
・V-MAX(ハイックス)など
最近は痛みが少なく安全性も高い機器が続々と登場してきてるよ!
医療用とはどれくらい違うもんなの?
エステ用機器は医療用機器に比べると、誰が使っても大丈夫なようにかなり低出力になってる。
クリニックはさ、医師免許をもってるドクターがハイフ(HIFU)の施術をしてくれるんだけど、エステサロンはドクターじゃなくエステティシャンが施術するんだよね。。。
だから熱傷しちゃったり、神経を傷つけちゃったり、逆効果になるような部位に照射しちゃったなんて事故もおきてるんだよねぇ。。。。
基本的にクリニックは費用が高く、エステサロンの方が費用は安い。
医療用ハイフ(HIFU)は、家庭用、エステ用とは異なる特別なハイフ(HIFU)で、医療行為が認められた所でないと導入できない出力も効果も高いハイフ(HIFU)機器を用いた医療行為です。
医療ハイフ(HIFU)機器には下記のようなマシンがあります。
・ウルセラ
・ウルセラ2
・ウルトラフォーマーⅢ
・ダブロ
・ウルトラセル
・ウルトラセルQプラス
・HIFU-HI-SONIC
・ルトラスキン
・ライポソニック
・エクストラスマートソニック
・スマートソニックなど
医師だけが扱える機器で、クリニックじゃないと施術を受けられないんだ!
でもクリニックの場合、個人差はあるけど1回の施術で半年〜1年くらいは効果が持続するんだ!!
しかもお医者さんが対応してくれて安心できるならクリニックがいいなー!
人それぞれ体質・体型・施術に対する要望もぜんぜん違うから【絶対に】ってわけではないけど、やっぱりクリニックがおすすめかなー!
ハイフ(HIFU)機器を使用した施術は様々な部位に効果があります。
・全顔
・目元
・頬
・額
・フェイスライン
・首
・膣(タイトニング)
・腹部、脚、二の腕など(痩身)
小顔になれるぞ!みたいな紹介のされ方が多いけど、他にも脂肪細胞自体を破壊して痩身効果を得ることもできちゃうんだよね。
あと、少し変わった治療だと、膣のタイトニングもハイフ(HIFU)でできるよ。膣のゆるみとか尿漏れなんかにすごい効果を発揮する!
HIFU機器には医療、エステ用、家庭用の3種類がありますが、それぞれ違いがあります。
本来は医療従事者の人しか取り扱いが認められていないわけだから、エステとか家庭でハイフ(HIFU)を使用するのはリスクを伴うんだ。
体ももちろんだけど、顔は何かトラブルが起きたら凄く辛い思いをすることになっちゃうからね。
医療ハイフ(HIFU)にはいくつもの種類がありますが、日本で多く導入されている代表的なものをいくつかご紹介します。
リフトアップ効果があるって米国FDAに認められた唯一の医療機器なんだ。
高い効果を発揮すると言われてて、効果の持続期間もけっこう長い方だね。その分、他のハイフ(HIFU)治療と比べて費用が高いことが多いんだけどね笑
ウルセラよりさらに細やかな治療ができるって言われてるよ!
さらに、痛みを比較的感じにくくて、費用もけっこうお手頃になってるよ!
ちなみにダブロのカートリッジはウルセラと同じ1.5mm、3.0mm、4.5mmの3種類なんだけど、広範囲に分散して照射する作りになってるから痛みは感じにくいんだけど、その分、数ヶ月〜半年ほどって感じで持続期間は短め。
医療機器として誕生し、現在では美容のために様々な用途で活用されているハイフ(HIFU)機器についてご紹介しましたがいかがでしたか?
ハイフ(HIFU)機器には様々な種類があり、出力や効果、リスクや安全性などがそれぞれで異なります。
エステサロン等でのハイフ(HIFU)の施術については、国民生活センターにトラブルの報告も寄せられているため「小顔になれる!」「痩せる!」などの言葉や、安さにつられてきちんと選ばずに施術を受けてしまうと、後悔する結果になってしまいかねません。
ハイフ(HIFU)での施術を受ける際には自分の望んだ美容効果を得るために、しっかりと自分で検討した上で安心安全の施術を受けるようにしましょう!
※執筆・掲載日時点の情報を参考としております。
※本サイトに掲載されている情報は、一般的な知識を掲載しております。施術等に関する最終ご判断は、読者様ご自身の責任において行われるようお願いいたします。
肌の内部の特定の場所だけに熱を集めるから、肌の表面にはダメージがないの。
だから表面的なダウンタイムがほぼないのが特徴だよ。