美容医療にはたくさんの種類がありますが、今注目されているのが「医療ハイフ(HIFU)」です。
顔のたるみやしわのリフトアップや美肌効果、痩身だけでなく、膣のタイトニングなど身体の様々な部位に使用することができます。
また、メスで切らずにリフトアップができる美容法として人気の医療ハイフですが、施術を考えたときに気になるのが、「医療ハイフはどのくらい痛いのか」ではないでしょうか?
美容医療の技術は日々進化しており、現在では痛みを抑えた医療ハイフも登場しています。
今回は、医療ハイフの痛みについて詳しく見ていきましょう!
うんうん、とっても人気だよね!
そういえば知ってた?
医療ハイフは元々は美容じゃなく治療のための歴とした医療機器だったんだよ。
知らなかった!
どんな治療用だったの?
医療ハイフは、元々は前立腺がんの治療などに使われていた医療機器なんだよ。
それを美容医療用に開発したのが、美容クリニックなんかで使用されている医療ハイフなんだよ。
へぇー!そうだったんだ!
ところで医療ハイフってどんな技術なんだっけ?
もう、モトコちゃんたら!
しわとかたるみとか、気になる部分に医療ハイフを当ると、超音波による熱エネルギーが照射されるんだ。
皮膚の深い部分に、皮膚を支える役割を果たしている「SMAS筋膜」っていうところがあるんだけど、ここにその熱エネルギーで刺激を与えることでコラーゲンやエラスチンが増加して、お肌の自己修復が促されるのさ。
コラーゲンとエラスチンの増加、そうだった~!
リフトアップ以外にも効果があるんだったね♪
そうだよ、医療ハイフには沢山の効果があるんだ。
顔のほかにも身体や膣にも使うことができて、リフトアップによるたるみ・シワの改善のほか、二重あごやフェイスラインをすっきりさせる、上眼瞼のたるみ改善、ほうれい線の改善、小顔効果、痩身、膣タイトニングなど使う部位、悩みに合わせた治療をできることが医療ハイフの特徴だよ。
忙しくてなかなか時間が取れないから、施術を受けた後のダウンタイムが気になるなあ。
そのあたり医療ハイフはどうなの?
医療ハイフは、SMAS筋膜にピンポイントに熱エネルギーを届けることができて、周りの組織にはダメージを与えることがないから、ダウンタイムがほとんどないのさ!
このダウンタイムがほとんどないことが医療ハイフの特徴の1つでもあるよ。
えー!そうなんだ!
施術に時間はかかる?
どのくらいの範囲を治療したいかにもよるけど、医療ハイフの施術時間は40〜60分前後だね。
それなら忙しくても受けやすいね♪
医療ハイフ(HIFU)は、「High Intensity Focused Ultrasound」の略称で、日本語では高密度焦点式超音波と言われているんだよ。
高密度の超音波を一点に集中…狙った部分に照射するって痛そうだね…。
そうだね、基本的に医療ハイフの施術には痛みがあるよ。
そっか、やっぱり痛いんだね…。
でもね!
最近では痛みの出にくい最新式の医療ハイフ機器も登場しているんだよ。
それに、痛みが出ないように配慮した治療や工夫もなされているから、不安なら施術を受ける前に「痛みが苦手です」と伝えるといいかもね!
ちなみに、どんな痛みなのかな?
医療ハイフの施術の痛みは、2種類あると言われているよ。
ひとつが「骨に響く痛み」で、もうひとつは「皮膚の下が刺されるようなチクチク、チリチリした痛み」。
骨に響く痛みの方は、おでこや頬の近くに医療ハイフの照射を行う時に生じる痛みで、これは皮質骨による超音波吸収による熱反応が原因なんだ。
医療ハイフはやっぱり誰でもみんな痛いものなのかな?
痛みには個人差があって、中には「全然痛くない!」って言う人もいるんだよ。
照射部位によっても痛みは違うけど、皮膚が薄いところの方が痛みを感じやすいんだ。
じゃあ皮膚の厚みがある頬とかは痛みを感じにくくて、眉毛の上の部分とか皮膚の薄い部分は痛みを感じやすいんだね。
そう!、それと痩せている人ほど痛みが出やすい傾向にあるよ。
医療ハイフの施術は痛いってことがわかったけど、施術後はどうなの?
痛みは残るのかな?
安心して!
照射が完了して施術が終われば、痛みを感じることはないよ。
軽い赤みが出たり、火照る感じがすることもあるけど、30分から1時間くらいで落ち着いてくるから大丈夫さ。
医療ハイフに痛みがなかったらいいのになぁ。
医療ハイフ機器にはたくさんの種類があって、種類によっても痛みが違うんだよ。
医療ハイフ治療のパイオニアと言われるのがアメリカのウルセラ社による「ウルセラシステム」なんだけど、ウルセラシステムは医療ハイフ機器の中でもパワーが強くて、高い効果を得やすい反面、痛みが強いのが特徴なんだよ。
機器によって違うのかぁ。
そいういえば、さっき最新式の医療ハイフ機器は痛みが最小限って言ってたよね?
うん、痛みが感じにくいと言われているのが韓国のJeisys社のウルトラセルの最新機種である「ウルトラセルQ+」!
ウルトラセルQ+は、痛みを最小限に抑えられるだけじゃなくて、施術時間が短縮されてたりするから、痛みに不安がある人でも施術を受けやすいと思うよ。
それなら痛みに強い人はパワーの強い機器、痛みが苦手な人は痛みに配慮された機器にするとか、希望によって使い分けることができるね♪
医療ハイフには機器も色々あるけれど、クリニックによっては照射のパワーを選べる場合があるんだよ!
へ~選べるんだ!
じゃあ、痛みに強い人はパワーのもっともっと強いものを選べば効果も強いの?
痛みについてももちろんだけど、パワーの強さはダウンタイムにも関係しているんだよね。
強いパワーで照射を行うなら、痛みが強いだけじゃなく脂肪組織が浮腫むことで腫れが出ることがあるんだよ。
ただしその分、施術の効果は高く、リフトアップ効果をしっかりと実感することができるけどね!
そっか、闇雲にパワーを上げればいいわけじゃないんだね。
そう!
腫れるのは嫌だなっていう人や、周りの人に知られずに施術を受けたいって人、ダウンタイムのない施術を受けたい人は、強すぎないパワーで照射を行う施術を選ぶといいよ。
でもやっぱり、痛い施術はいやだなぁ。
医療ハイフは、麻酔をしてもらえたりしないのかな?
麻酔使えるよ~。
麻酔には、局所麻酔や麻酔クリーム、笑気麻酔、静脈麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔とか、色んな種類があるんだ。
どの麻酔を使用するかは施術を受ける方の希望や施術内容によっても変わってくるから、施術を受ける前にしっかりドクターと相談するようにするといいよ。
機器の種類、照射パワーの違い、麻酔…医療ハイフってただ痛いっていうイメージだったけど、かなり痛みに配慮されてるんだね~。
そう!、いくらキレイになるためだからといって、痛みを我慢するというのはつらいよね。
医療ハイフについての知識を身につけて、自分に合った施術を受けるのがおすすめだよ。
顔のたるみのリフトアップや小顔効果、痩身や膣タイトニングなど、医療ハイフは現在、さまざまな美容医療の施術に用いられています。
現在ではエステサロンでハイフ施術を受けることができたり、家庭用のハイフ機器なども数多く販売されていますが、元々医療機器として誕生した医療ハイフを使った施術は医療行為です。
施術を受ける際には「痛み」があるかないかということだけでなく、安全性に目を向けたうえで受けるようにしましょう。
※執筆・掲載日時点の情報を参考としております。
※本サイトに掲載されている情報は、一般的な知識を掲載しております。施術等に関する最終ご判断は、読者様ご自身の責任において行われるようお願いいたします。
ハイフちゃん、医療ハイフは切らずにできるリフトアップだってすごい人気があるんだってね!